父の介護
認知症の父の介護を三年半くらいしました。 介護中は口喧嘩をよくしました。 ネットで介護の記事を見ると、介護で苦労している人は自分だけじゃないと感じました。 病気になって認知症になる人、年をとってだんだん認知症になる人、家族は親の認知症に戸惑い、生活が一変します。 病気から認知症の症状が出た人の家族のネット記事でびっくりしたのは、病院で病気だけでなく発達障害が判明した事です。家族で兄妹で世話をしていた事は良いことだなぁと思います。 私は一人っ子なので、父自身が私が介護するのは当たり前と思い、父の弟にも色々言われて嫌でした。 父の一番下の弟が近くのクリニックに送り迎えしてくれたり、デイサービスに行くように説得してくれた事は助かりました。 父は認知症を認められず、自分の間違いを認めません。 しょっちゅう服の着る順番を間違い、オムツを忘れたり、ジャンパーを二枚着たり、ズボンを二枚履いたりして困りました。 耳が遠くなっているので、勘違いしてよくカンシャクを起こしました。昼夜が分からなくなって、夜にデイサービスや外に行こうとして困りました。 亡くなる前の三日間はせん妄が出て、家中をうろうろ、フラフラして倒れたりして大変でした。 介護中はうつ状態だったなぁと思い出します。 介護は一人でする事は無理と思います。介護して身体を壊さないよう、デイサービスなどを利用して共倒れにならないように気をつけるべきかなと思います。